[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック
日々更新
2003.2.14 レモンは国産でも黄色い
柑橘王国の伊豆半島で調達してきたレモンでハチミツ漬けを作った。異常ににがい。ハチミツをケチってはいけないようだ。
2003.2.2 悪いほうに考えなるとそうなる(自戒を込めて)
キュウリを輪切りにしているとき、ふと、「この切り方って我流だよな。我流はいけないとよく言われるけど、それって手を切ったりするからなのだろうか」という考えが頭をよぎった。すると吸い込まれるように包丁が移動し、びしりと指を切った。やはりマイナス思考はよくないものだと実感した次第である。
2003.1.31 やっぱり仲が悪い
「アンコールワットはカンボジアがタイから奪った」とタイの女優が発言し、それに怒ってカンボジアで暴動が起きたというニュースが入ってきた。さらにタイでカンボジアの反応に対する抗議デモが起きて、ついには国交断絶、国境まで閉まったらしい。ものものしいものだ。
国旗から札、ビールにまでデザインされている、このカンボジアそのものと言ってもいいアンコールワットにケチをつけるなど言語道断なのだ。タイはタイで、国王の肖像をカンボジア人が手荒に扱った写真が流れてタイ人の怒りが爆発したらしい。アンコールワットも国王も、逆鱗に触れるだけの材料となりうる。
結局、怪文書によるプロバガンダだったらしいのだが、ここまでこじれるというのはよっぱど仲が悪かったのだろう。カンボジア人とベトナム人が仲が悪いというのは有名だったが、タイともそうらしい。隣り合った国というのはどこでも仲が悪い。
2003.1.27 歯医者で虫歯がひどくなる
とあるテレビ番組を見た。これまで歯科医が行っていた検診や治療法が根本的に間違っていて、かえって虫歯をひどくさせていた、というものだ。日頃から感じていたことなので、ひどく納得してしまった。
頻繁に虫歯検診を受けることが勧められているが、その検診が虫歯をよけいにひどくしてしまうらしい。本当なら治療しなくてもいい虫歯を削って詰め物をして、その隙間から菌が入って虫歯が進行して、また直さなければいけないはめになる。これでは歯医者の儲けのために虫歯になっているようなものだ。
正直、歯医者は信用できない。何度か引っ越ししたおかげでいろいろな歯医者にかかったが、たいがいの歯医者が処置済みの歯、つまり以前にかかった歯医者の腕にケチをつけた。うさんくさいセールスマンがよく使う手だ。歯石を取るのになぜか4分の1ずつしかやらず、歯石を取るだけで4回通わなければならなかったりすることもあった。ある歯医者など、ブラッシングの指導をするのかと思ったら高価な電動歯ブラシを勧めてきた。医者にかかると病気になる、という論理と同じで、歯医者にかかると虫歯にされる。
日本の歯医者は軽度の虫歯でもすぐに削ってしまう。ところが人間の自然治癒力は偉大で、軽度の虫歯にも効果を発揮するという。まじめにせっせと検診を受けて治療する方が結果的に虫歯をひどくしていることになるのだ。歯を磨きすぎるのも歯を過剰にすり減らしてしまうので(歯磨きには研磨剤が入っている)、実は磨きすぎもよくない。ずぼらに歯磨きをして、検診などあまりしない人の方が虫歯が少ないかもしれない。
実は虫歯には切り札がある。テレビ番組でもやっていたが、フッ素入り歯磨きを使えば軽い虫歯は治ってしまうらしい。ただし、市販されているフッ素入りでは効果が弱く、かといって虫歯が直る本格的なフッ素入り歯磨きは簡単には手に入らない。この本格フッ素入り歯磨きを売り出してくれれば日本の虫歯は激減すると思うのだが。おそらく歯医者の儲けのために売り出さないようにしているのだろう。
詰め物をして歯医者にかかった瞬間から、その歯の運命は決まっている。いずれ詰め物の下で虫歯が進行して、再び詰め物を変えなければならない。完璧な詰め物をしてもらったつもりでも、ミクロン単位の隙間から雑菌が入って結局は中が食い荒らされてしまうらしい。これは私が身をもって経験している。ひどく進行した虫歯を治療してその歯がほとんど詰め物となり、安心していたらその下で新たな虫歯が進行したのだ。医者にかかってさらに進行するというは騙されたような気がする。
とある神社を観光して気がついたのだが、神社には厄年の看板がでかでかと掲げられている。運が良くなるようにと神社に詣でるのに、厄年やお祓いの勧めなどで脅されかえって不幸な気分になるのだ。幸福な人は神社に願掛けなど行かないだろうから、考えてみればうまい商売である。わざわざ神社など行くからそんなもので脅される。せっせと歯医者に通って虫歯をひどくする。結局、“正直者は馬鹿を見る”、ということだ。
2003.1.24 ビール券で米を買う
不景気である。時代はさらに混迷し消費税まであがってしまいそうな情勢である。職もなくサバイバル度が増してきた私はビール券を手に酒販系ディスカウントに向かった。ビール券でほかの商品が買えるらしいのだ。
ビール券は額面に指定された缶や瓶のビールと交換するものだが、どうやって他の商品と交換するのだろう。店員に聞くと、ビール券の隅の方にコードナンバーのようなものが書いてあって、その数字が使える金額らしい。ということで手持ちのビール券でめでたく米を調達することができた。
ビールにしか使えそうにないビール券も、店によっては他の商品が買えるのである。中元歳暮、新聞拡張やワイロ等で入手し引き出しに眠っているビール券を消化するには都合がいいだろう。
ちなみにこの酒販系、肉魚野菜とスーパー並みの品揃えを誇って人気なのだが、たまに枯れた野菜が目玉商品になっていたりとなかなか大胆だ。
2003.1.20 蛍光灯
部屋の蛍光灯がうるさい。蛍光灯の宿命でじーじーと安定器がうなる。ホームページなどを参考にして音を消すことにする。
音の原因は安定器と照明器具の共振だ。そこで安定器と照明器具の間に防震用具を挟み込む。最初は100円ショップで購入してきた家具の足などにつける堅いスポンジのようなものを使ってみたが、効きが弱くてまた音が鳴る。しっかりと堅いゴムでなければ効果がないようだ。
今度はホームセンターで板状のゴムを買ってきて仕込んでみた。しかし道は険しい。音がしなくなったと思って安心していると、いつの間にか再び音が鳴り出していたりする。基本的にはダンパーが挟んであればいいようなので、何回か試行錯誤していればそのうち音は消えるだろう。
それにしても、こんな簡単な処理をなぜメーカーが出荷する段階でやっておかないのだろう。当たり前にやってあっても良さそうなものなのに。音消しのノウハウを取得したが、どうせ次に買うときはインバーター式だろう。
2003.1.15 たらい回し
これまでずいぶん庶民というか消費者がないがしろにされてきた。基本的に消費者は弱い立場で、お上や企業が作り出したサービスをしぶしぶながら受け入れるしかなかった。昨今の不景気でモノが売れなくなって、消費者の権利も多少は強くなってきたことだろう。受けるサービスは消費者が主体的に選ぶ、そんな時代なのである。
ところで、日本の景気浮上の足かせとなっている銀行も選択する必要があるだろう。この激しい競争下で顧客を確保するため、さぞかしサービスも向上したことと思う。ところが実際には個人預金者などあまり相手にされてない。
事の発端は、私が大学時代に初めて作った太陽神戸三○銀行埼玉県某市支店の口座である。大学に銀行員が出張していたので安易に口座を作ったのだ。この銀行はその後さ○ら銀行に名前が変わる。そして何年か経ったある日、キャッシュカードが突然使えなくなった。窓口で訊くと、私の口座はなぜか、さ○ら銀行からあ○ひ銀行へと移動していたのだった。支店営業の効率化のため、銀行間で顧客の融通を行ったらしい。
顧客の承諾もなくいきなり他銀行に顧客を渡してしまう銀行の姿勢に私は深い疑念を抱いた。そして今度はあ○ひ銀行がどこかと統合して名称が変わるらしい。しかも、埼玉県だけなぜかまた別の銀行となり、埼玉り○な銀行となるらしいのだ。なぜ合併後のり○な銀行ではなく埼玉り○な銀行なのか。そもそも私は太陽神戸三○銀行に口座を作ったのだ。それが巡り巡って、今となってはあまり縁のない埼玉の銀行の顧客となるのである。
私の口座の流れを整理すると
太陽神戸三○銀行→さ○ら銀行→あ○ひ銀行→埼玉り○な銀行(予定)
である。
ついでに、私の別の口座は
住○銀行八重○支店→三○住○銀行八重○支店→三○住○銀行○○○中央支店
と変遷した。支店移動に伴い、普遍なはずの口座番号が勝手に変更され、キャッシュカードまで変更となった。
さらに、さ○ら銀行時代に作った私のクレジットカードは
さ○らUCカード→三○住○VI○Aカード
へと変化し、蛇足ながらシティカードもATMのネットワークが変更されている。
重要な変更が海外旅行中に一気に来たので、旅先でクレジットカードが使用不能となり、国際キャッシュカードももう少しで使えなくなるところだった。まるで知らなかったがシティカードも使えなくなった機械があったらしい。迷惑きわまりない。
さ○ら銀行とは、あ○ひ銀行への顧客譲渡で縁が切れた感じだったが、別に口座を開いていた住○銀行と、さ○ら銀行がくっついたので再び関わることになった。名称には太陽神戸三○時代の三○が復活してしぶとさを感じさせる。クレジットカードは合併先の住○銀行系のカードに変更されたが、その引き落とし口座は昔からの流れであ○ひ銀行のままだ。ということで三○住○銀行の口座と、あ○ひ銀行の口座から引き落とされる三○住○カードの郵便物が混ざる。複雑である。
ここまでくると顧客軽視を意識せざるを得ない。手元にある6つの口座のうち、昔から名称も支店も変わらないのは静○銀行と郵便貯金だけである。嫌気がさして郵便貯金に金を入れたが、郵便局すらこれからどうなるかわからない。困ったものだ。
2003.1.9 トイレ修理
トイレの水が止まらなくなったので修理をする。パッキンなど買い求めて交換してみたが直らず、結局中の部品を丸ごと替えることにした。T○T○が素人用に部品のセットを売っているので、それを取り付けるだけ。丸替えは楽ちんだ。
ずいぶん使い込んだトイレなので、パッキンなど細かなパーツの交換だけでは直らなかっただろう。ずいぶん前から手洗水の出も悪かった。常に水に浸かっている酷な使用環境なので、丸々交換もいたしかたないか。
勢い余って、壊れて放置してあったホットプレートも修理してみた。中を明けたら断線していたので、はんだづけするだけだった。原因が目で見てわかるような故障を直すのはいい遊びになる。
2003.1.8 酔拳
久しぶりにジャッキーチェンの蛇拳と酔拳を見た。ジャッキーチェンのカンフー映画がはやっていた頃は、学校などでこぞってジャッキーのマネをしたものである。
それにしても、あらためて見ると酔拳、ちょっと弱そう……。
2003.1.1 え?
新年である。地元の神社でおみくじを引くと、初めて大吉が出た。これまで無難な運勢しか出なかった渋い神社なのに、珍しいものだ。今年は景気づけるために大吉の数を増やしたのかもしれない。おみくじ同様、今年こそ景気が回復していい年になってほしいものだ。
そう思っていると、よく使うフライパンの柄が壊れた。やっぱり縁起の悪い年越しである。
最近のフッ素加工フライパンは安物でも技術が上がっているので、フッ素加工がはげるよりも先に柄がイカれるのである。以前使っていた安フライパンも先に柄が壊れたのだった。
柄といえば、我が家の行平鍋も柄が取れて放置されていた。ここは新年なのでめでたく復活させることにする。大掃除で大活躍したものの、終わってしまえばただの邪魔者となった柄付きワイパーの柄を装着してみた。

いい具合に長い。

柄を伸張させると2.8メートルにもなるのである。危険な油はねにも完全対応だ。

さすがに狭い我が家では取り回しが難しい。まるでどんど焼きでだんごを焼いている気分である。

結局邪魔者扱いとなる。
2002.12.30 大掃除とは車掃除
いよいよ今年もあとわずか。人々は年越し準備に追われている。せわしなく海外に行くより、いい物を食って家でのんびりしていた方が優雅だなあと、昨年のパリでの年越しを思い出してしみじみ思うのである。卸売市場で数の子など買ってきた。
地域の卸売市場は正月用の買い出しをする人々でにぎわっている。お目当てはカニ、エビ、牛肉あたりだろうか。不景気なので、せめて気分だけでも景気よく行きたいものである。
家に帰り、あとは洗車くらいかと思って車を洗い始めると、すぐ近くの家でも車を洗っている人々がいる。気がつくと、近所中で車を洗っているではないか。あっちもこっちも洗車である。洗車というのは連鎖反応的に広まるものだったのか。
大掃除で家の窓を洗っている人より、車を洗っている人の方が目立つのである。やはりみんな車が大切なのだろう。外界へとつながる道具、自分の能力を拡張する道具として、携帯電話と車は大事にされる。身の回りの道具で、アクセサリーをつけたりカスタマイズされる順番を見れば、その人にとってなにが大切なのかよくわかるのである。
2002.12.28 大掃除とかまぼこ
年末といったら大掃除である。ヒマなうちにやっておこうと少し手をつけた。風呂場やトイレなどからはじめる。
今年はガラスを磨くため、わざわざ柄付きワイパーまで調達した。しかし柄付き、使いこなすのが難しい。かえって汚れているような……。
きれいにならないと掃除していても張り合いがない。だんだん面倒くさくなってきて、結局はおざなりになってしまった。つくづく長続きしない性格だ。
うかうかしているうちにかまぼこが一本500円〜900円と急騰していた。平常時なら一本200円くらいなのに。賞味期限が1月2日のものは出回っていたが、それより長い賞味期限のかまぼこを待っていたら高くなった。我が家ではそこまで高級なかまぼこは必要としていない。かまぼこをめぐる業者との駆け引きは熾烈を極めるのであった。
2002.12.26 水曜スペシャル・探検隊が復活した
日本を席巻したあの水曜スペシャル・川口浩探検隊が復活した。隊長は藤岡弘になってしまったが、手に汗握るウソ臭い演出や心を揺さぶる仰々しい効果音、そして変わらない田中信夫の熱いナレーションとなかなか楽しませてくれた。地元の友人と以前から探検隊で盛り上がっていて、ビデオが出たら絶対売れると話していたら、見事に新版として復活したのであった。
探検隊で欠かせないわざとらしいハプニングもいい感じで盛り込まれていた。底なし沼にはまったりとか、船から落ちたりとか、隊員も熱演である。藤岡隊長がいい人なので徹し切れていないところがちょっと残念だったが。やはり川口浩の存在感は大きかった。不自然なアップで「おい、なんだあれは」と異変を告げる川口隊長の雄姿が脳裏に焼き付いている。
撤収の早さも探検隊の重要な要素である。ちらっと怪物を出したら速攻でエンディングに突入し、感動的な音楽とナレーションで強引に番組を終わらせるのだ。この引き際のいさぎよさ。新版は怪物を出しすぎたきらいがあるが、その後の撤収は早く、藤岡隊長の満足そうな表情でしらじらしさを増幅させたところはなかなかだった。探検隊が国民に愛された理由は、必ずラストで怪物を見せるサービス精神にある。その点、徳川埋蔵金や杉沢村伝説ものは結局何も出てこないのでフラストレーションがたまる。
川口浩探検隊シリーズが全盛の頃は、工場や会社から帰ってきたおとうさんたちがビールなど飲みながら探検隊を見て一日の疲れをいやし、翌日学校に行った子供たちは、ちらっとだけ映ったアマゾンの猿人や巨大ヘビの話題で盛り上がったのである。なんとも健全な娯楽ではないか。
ただし新版は現代日本人の想像力の窮乏に配慮し、怪物をJUMA(UMAは未確認動物のこと)としてわざわざヤラセであることを明示しなければならなかったことがつくづく残念だ。まるで英語のジョークのどこがおもしろいのか日本語で解説しているような無粋さである。この閉塞感漂う日本で足りないのはまさに夢や遊び心なのである。探検隊シリーズがさらに続くことを願うばかりだ。
遊び心といえば、googleのトップページの愛らしい動物のカットがまめに換えられている。YAHOO!Japanもよく換えるが、googleはクリスマス特集で毎日絵を換える芸の細かさである。
2002.12.24 日本の祭り クリスマスイブ
クリスマスイブである。我が仏教国の日本でもクリスマスイブは活況を呈している。さっそくスーパーに行ってみると、クリスマスディナーの買い出しをする多くの主婦でにぎわっている。今朝のチラシは予想外に地味であったが、店頭にはクリスマス用食材が豊富に並んでいる。
クリスマスといったらトリである。毎週火曜と水曜に特売されるトリの胸肉を買おうとしたが、なぜか売っていない。その代わりに割高なトリの足が売られていた。チープな胸肉はこの晴れやかなクリスマスイブに似合わないと排除したのだろう。なんと粋なはからいか。総菜コーナーもトリの足だらけだ。
スーパーで気がついたのは、多くの人の買い物かごに寿司が入っていたことだ。なんとなく異国な響きがするクリスマスではあるが、めでたい日にはとにかく寿司なのである。思い返せば、我が家でもよくクリスマスに寿司を食ったような気がする。こうなると完全に日本の祭りである。
そういえば、当直とおぼしき近くの消防署の消防士が豪華なトリセットを買っていた。ニュースによると20代から30代の女性たちが自分自身へのご褒美としてクリスマスプレゼントを買うという。日本のクリスマスは、空虚さを癒すために消費が促進されるようである。
こういう日には素直にケーキと寿司とトリを買ってシャンメリーで乾杯するのが景気回復にもいいんだろう。なぜか父親が買ってきたケーキを食いながらそう思うのだった。現在の我が家はむさ苦しい男所帯である。
2002.12.22 インクジェットプリンタ復活
年賀状のシーズンである。年賀状作成のためにパソコンやプリンタが売れまくっていることだろう。日頃ホコリをかぶっている一般家庭のパソコンにとって年賀状印刷は最大の見せ場なのである。私も眠っていたプリンタを引っ張り出してきた。
ところでインクジェットプリンタのインクは、使い始めてから6ヶ月以内に使い切ることが推奨されている。それ以上経つとインクが変質してしまうらしい。ところが多くの一般家庭ではプリンタなど年賀状印刷くらいにしか使われない。プリントアウトを大量に消費するライフスタイルなど、この省資源・ペーパーレスの時代にはあわないのである。
昨年は旅行していたので実に2年ぶりのプリンタ起動となる。私のプリンタは2年以上前に友人からもらい受けたもので、たぶんそのころからついているカートリッジだろう。案の定、印刷の具合が悪い。思うに、日本中の家庭で一年ぶりにプリンタを使い、インクの出が悪いことに気がついてカートリッジの買い出しに走っていることだろう。ちょうど寒い時期なので、インクが堅くなってよけいにカートリッジがダメになったと思ってしまうかもしれない。
ところがインクはなかなかしぶとい。以前勤めていた会社の大先輩に教えてもらったのだが、こういうときはひたすらヘッドクリーニングすればいいのである。トータル10回くらいはヘッドクリーニングしただろうか。ふいにインク切れのランプが点灯した。しまった、やりすぎたか。あまりしつこくヘッドクリーニングするとインクが減ると説明書に書いてあった。
仕方なく、一回カートリッジを外してから再びセットした。するとうまい具合にカートリッジが認識されるではないか。そうなったらしめたもの。ひたすら大きな写真を印刷する。古いインクが消費されるにつれて、だんだんと色合いが戻ってきた。ここまで復活すれば、まあ使い物になるだろう。ヘッドクリーニングを程々にして、印刷を多めにすればもっとスマートに復活させられたと思う。地球環境のためにも、プリンタやカートリッジは安易に買い換えない方がいい。幸運にも私の年賀状が届いた方は、2年以上経過して熟成したインクの色を堪能していただきたい。
2002.12.20 近所の情報網
田舎へ行くとご近所の情報網がすごい。なにかあると瞬時に情報が伝達される。ある意味、インターネットよりも情報伝達速度が早いかもしれない。
ケガをして会社を休んでいる友人だが、休みはじめてからすぐに近所で噂が広がったらしい。リストラされたんじゃないかなんて噂も出たらしい。それで、あまり姿を見られように窓際には立たないようにしていたというから涙ぐましい。
その近所で泥棒が入ったらしいが、あっという間に捕まったということだ。というのも、泥棒が前日に下見に来た段階で、すでに近所では不審な男が現れたという情報が流れて警戒していたらしい。下手な警報システムより強固な近所の情報網、恐ろしいものだ。
2002.12.20 肉なしホイコーロー
中国で本場のホイコーローを食べた。まずかった。本場のホイコーローにはキャベツが入っていないのだった。
引き出しに日本風なホイコーローの素が入っていた。キャベツ、長ネギ、ピーマンもある。でも肉がない。
肉の代わりに玉子を入れた。なかなかおいしい。素にはうまみ成分が入っているので、肉がなくともおいしいのだ。うなぎがなくともタレだけで鰻丼気分が味わえるように。
キャベツが入っていない本場のホイコーローより、肉が入っていない日本風ホイコーローの方がおいしく感じるのだった。さすがうまみ成分。
2002.12.17 図書館の本の鼻くそ
その土地の文化水準は図書館を見れば判断できる。図書館の設備はおおむねその土地の人口や文化水準というものを反映している。東京には内容が充実した巨大図書館が揃っているし、財政赤字で苦しむ大阪の図書館は建物だけがやけに立派だ。欧米の図書館にはインターネットが閲覧できるパソコンが当たり前のように備えてあるが、日本ではまず見かけない。
日本の行政は無意味なハコものが大好きで、地方に行くと奇抜なハコものがあって大いに笑わせてくれる。そんなくだらないハコものに金を払うくらいなら、巨大な図書館ひとつ作った方がどれだけ役に立つことか。たとえば失業者なら、図書館に行けばいろいろな新聞雑誌があって新しい情報が入るし、その気になれば新しい知識を習得することもできる。
我が御殿場市の図書館は割と立派な方だろう。それでも所詮は人口8万人の自治体の図書館で、調べものをするには物足りない。検索端末も使いにくい。人口に相応したつつましい施設なのである。
御殿場市民の私はここでよく本を借りる。そしてよく目にするのが、本につけられた鼻毛や鼻くそである。御殿場市民の文化水準を象徴しているようでちょっと悲しいのだった。
ちなみに、図書館から借りてきたガイドブックを持って長旅する日本人バックパッカーをよく見かけた。ガイドブックくらい買ってくれよ、じゃなきゃそんなものに頼るな、そう言いたい。過保護日本の大したバックパッカーである。
2002.12.16 かまぼこ
おせち料理が食べたい。大晦日にスーパーに買い出しに行き、おせち料理を作るのだ。日本の正月はおせち料理なのである。
しかし大晦日のかまぼこは高い。同じかまぼこなのに大晦日はかまぼこの値段が上がる。
今から買い置きしておこうとスーパーに行った。見ると賞味期限は12月下旬だった。正月までもたないのか。
ということで目下の関心事は正月までもつかまぼこがいつ店頭に並ぶか、なのである。
2002.12.15 ケリを入れる日本女性
先日、漫画家山田さんとの出会いについて文をあげた。カウンターカルチャーを象徴するバックパッカーというスタイルがいつの間にか教条主義におちいり、多くの人が画一的なバックパックの旅に疑いを持たなくなっている。辺境でカートを引く姿は驚きだった。
予測不可能な日本女性の行動はある意味最強かもしれない。フィリピンで、素手で強盗に反撃した日本女性が現れたらしい。ケリを入れて強盗から拳銃を奪い、威嚇射撃をしたというからすさまじい。銃を持った危険野郎には刺激を与えないというセオリーなど超越しているのだ。強盗より危険な存在である。
思うに時代は反撃なのである。さんざん騙され我慢してきた市民は反撃しなければならないのである。ビールより安いから我慢して飲んでいる発泡酒まで増税されて黙っている場合ではないのだ。
2002.12.14
海上自衛隊のイージス艦が海外派遣される。イージス艦は高性能のレーダーとコンピュータを搭載し、攻撃してくるミサイルや航空機に対処する能力がきわめて高い。単体としての能力も優れているが、他の護衛艦と情報をやりとりし、攻撃・防御をコントロールするシステムが肝なのだ。情報がすべてに勝る現代において最新鋭の艦船である。配備しているのは今のところ日本とシステムを開発したアメリカだけ。
旧日本軍の戦艦大和のように、自衛隊の象徴的存在ともいえるイージス艦。アメリカのイラク攻撃を支援する下準備として送られるという話もある。日本が誇るイージス艦を派遣し存在感を示したいというプライドがあるのか。その実効性云々より、派遣すること自体に意義があるのだろう。
そんなイージス艦の海外派遣が今回初めてなのかどうかインターネットで調べてみると、なぜか各報道機関のニュースソースに「初」かどうかの記載がない。調べた中では時事通信が流していたくらい。かなり重要なことだと思うのだがなぜ触れないのだろう。
2002.12.13
地元の友人が仕事中にケガをしたので自宅で休養している。保険から休養中の給料や治療費が出るので大手を振って休めるのだが、どうも居心地が悪いらしい。平日の昼間から大人がプラプラしていると近所の体裁が悪いのだ。私も仕事もせず実家にいるのでどう思われているかわかったものではない。図書館に行くと、何人もの働き盛りの男性が時間をつぶしているが、やはり近所の体裁を気にしているのだろうか。つくづく息苦しい国である。
ケガで運転できない友人をドライブに連れ出すが、最近のふざけた政治の話題ばかり。特に腹が立つのが、庶民には実質的に増税になる来年の税金のことだ。時代が変わったのに政治や行政が変われず、いつまで経っても税金を無駄遣いするばかり。それで金が足りないから増税すると言われて誰が納得するんだろう。エセビールまで増税とはあまりにせこすぎる。日本も落ちぶれたものだ。
旅で出会った漫画家の山田雨月さんの新刊が発売された。先生のアジア旅行記がおまけでついていて、私のことも書いてある。出版を記念してささやかな文章を掲載した。
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