旅立ちに関する覚え書き


ホームページで旅立ちに必要な情報を調べても、本当に知りたい情報が載っていなかったり、わざとぼかして書いてあったりして歯がゆく思ったことがあるだろう。また実際に手続きをしてみると案外うまくいかなかったりする。旅立ちに必要な情報を覚え書きとして記載する。


予防接種
 万全を期するなら完全な予防接種を受けてもいい。ただし時間がかかる。日本にいても有効なものなので、パスポートと同じく早めに準備しておいてもいいのではないか。
 自分はA型肝炎、B型肝炎、破傷風の3種類だけ受けた。しかし効率よくやらなかったので2ヶ月近くかかっている。

退職
 社会人なら仕事の残務処理を。退職に関しては会社の就業規則に記載されているのでそれを参考にする。通常1ヶ月くらい前に退職願を出すのが通例ではないか。辞める辞めさせないでもめた場合、民法上では届けを出してから2週間で契約が解除になる。最終手段として。

役所
 長期間旅行する際に心配なのが税金や年金である。
・住民税
 地方自治体(市町村、区など住民登録を扱う機関)で海外転出として扱ってもらう。転出届を提出するが、転出を証明する書類は交付されない。再び住民票を入れる場合は、パスポートや戸籍関係の書類が必要。
 住民税は1月1日現在の居住地で課税される。6月に第一回の支払いがあり、4回支払う(だったかな)。会社員は給料から天引きとなるため、通常は意識していないが、退職すると自分で払うことになる。
 退職後、会社から自治体に退職した旨の連絡が行き、そこで払い込んだ住民税を計算し、残りの税金の請求を行う。
 銀行に住民税の引き落としの手続きをすることができる。この手続きをすれば海外にいても引き落とされる。
 しかしここで問題なのが、会社からなかなか自治体に連絡が行かない場合、自治体も住民税の請求ができないことになる。私の場合は自治体に出向いた際にまだ連絡がいっていなく、正確な請求ができないとのことであった。引き落としの手続きも難航し、実際に海外に出てしまって本当に順当に引き落としになるのか不透明。
 できることなら、会社から自治体に連絡がいくだけの余裕を持って旅立つ方がいいだろう。
 1月1日時点で外国にいれば、その年は住民税がかからない。
・所得税
 通常3月に確定申告をして払う税金額が決まる。会社員の場合は事前に天引きされ、年末に精算される。
 会社を辞め、そのまま無職の場合、3月に確定申告を受けなければならない(と思う)。国外に出てしまうと申告ができない。そこで、会社から交付される源泉徴収票と印鑑を持参して税務署に行き、準確定申告をすることができる。たいていは税金を払いすぎているので還付金がある。還付金を受け取る際、その通知が郵送されるので、国内の連絡先を伝えることになる。代理人を立てなければならないという話があったが、私は立てなくても大丈夫だった。
・年金
 海外転出した時点で年金を払い込まなくてもいい身分になるらしい。将来のことを考えれば年金を払い込んだ方がいいが、自治体は強制しない。払いたい場合は任意という扱いになり、自主的に払う、という形となる。こちらも引き落としができるので必要な人は手続きする。
・健康保険
 海外転出した時点で資格がなくなる。したがって払わなくてもいい。ただし怪我はしないように気合いを入れる。

外貨
 米ドルですら東京でも案外手に入らない。外貨パックなら比較手に入りやすいが、ばらで紙幣を得ようとする場合は探し回らなければならない。カンボジアで小額紙幣を使いたいから1ドル大量調達しよう、などとは簡単にゆかない。
 そこで便利なのが、東京三菱銀行グループの「ワールドカレンシーショップ」。都内あちこち、大阪、京都にある。外貨がその場でもらえるのでとても便利だ。

トラベラーズチェック
 これも案外手に入らない。有名なアメックスの米ドルチェックですら、1000ドルといった高額チェックは手に入りづらかった。切り札かと思われたセゾンカウンターでは100ドルまで。しかしこれも「ワールドカレンシーショップ」で簡単に手に入る。
 さらに、アメックスだけではなく複数のチェックを用意する方がいい、とガイドブックなどに書いてあったのでトーマスクックを望んだが、拝むことすらできなかった。アメックス以外のチェックは入手困難か。
追加
 旅人に聞くとVISAもいいらしい。VISAは手に入れやすい。また、100ドルチェックは使い勝手がいいらしく、それで揃えてもいいかもしれない。使い勝手の体験談は後ほど。

公共料金
 解約月の料金を払わなければならないので、事前に引き落としにしておくと楽。

携帯電話
 公共料金関係はすべて電話で解約できるが、携帯電話だけショップに行かないと解約できない。面倒だが印鑑持参でショップへ。

旅行保険
 旅行中の怪我や病気に対処するため、保険に入ることをおすすめする。しかし、長期契約、さらに契約内容を選ぶ「バラ掛け」は現在のところできないに等しい。
 そこで最近のバックパッカーの標準ともいえるのが、JTBで扱っているJI保険。最長一年のバラ掛けが簡単にできる。しかもJTBは窓口の応対がいいので気持ちよくかけられる。一年以上の場合、国内の誰かが代理で延長の手続きをすることができる。
 海外から国内に帰ってきた時点で契約が切れるのだが、3ヶ月以上の契約の場合は、日本に帰ってきても保険が切れない「一時帰国中担保」というものが自動でついてくる。





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