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今夜の番組チェック

こんなの売ってます


 自信みなぎるコピー家電 (カンボジア 01.7.2)
 超お得! 不法コピーソフト (タイ パンティッププラザ 01.7.21)
 ここの古着は本当に業者御用達 (タイ ウィークエンドマーケット 01.7.21)
 あなたの製品もすぐにメジャーブランド (インド カルカッタのパーツ街 01.7.31)
 派手に神を演出 (インド チャンドニー・チョウク 01.8.19)
 きました! 80円の激安不法ソフト (パキスタン ラワールピンディ 01.8.24)
 カラシニコフ、大麻、そして戦車 (パキスタン スマグラバザール 01.9.10)
 これぞチープウェア (ハンガリー 四虎市場 01.10.18)



自信みなぎるコピー家電  (カンボジア オルセイ市場 01.7.7)

 カンボジア・プノンペンにはいくつか市場があって、それこそあらゆるものが売っている。オルセイ市場で謎の日本製家電製品を見つけた。
 テレビらしい箱に書かれたブランドがずばり「Panasonnic」。かの家電最大手のブランドを騙るふとどきな箱なのであった。他にも「Sunny」や「Nationnal」なんてものもある。「Nationnal」じゃないなあと思っていたら「Nationall」だったという箱もあってもはやギャグとしか思えない。もちろん目立つようにJAPANの文字が堂々と書かれ、違法度は頂点に。しかもそれらの箱が赤と水色の同じデザインで、出所がまったく同じだと誰が見てもわかってしまう。もうここまでくると開き直ったもので、「National」とひねりのない箱もあった。中国あたりで作って東南アジア各国にばらまかれているかもしれない。



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超お得! 不法コピーソフト (タイ パンティッププラザ 01.7.21)

 バンコクのマニア御用達スポットのパンティッププラザでは、ソフトメーカーが見たら気絶しそうなほど大量のコピーソフト群が堂々と取引されている。ここは本当に近代都市か?
 パソコン関係はOSからビジネスソフト、ゲーム、その他関連商品と多岐に渡り、揃わないものはないのではないかというほど。もともとの値段がお得なのだが、さらに複数の高額ソフトを一枚のパッケージにおさめたお買い得パックまであり、もはや何でもありの状態だ。たとえばOSセットは、ウィンドウズ95から98、セカンドエディションといった具合にやたらバージョンが入っている。グラフィックセットなど自分の用途に合わせてパッケージを買えば、OSからアプリまですべて揃ってしまう。
 ただ問題なのは言語で、タイ語版を中心に、あとは英語版が大量に出回っているものの、日本語版は残念ながらほとんどない。英語で大丈夫という業者は仕入れてもいいかもしれない。これらの不法コピーソフト群の出所はおそらく中華圏だと思われ、中国語のお買い得パックも見られた。
 映像関係では、VCDを中心に、DVDも売られている。内容はハリウッド映画がほとんどで、タイの映画、日本のアニメのタイ語バージョン(しかもテレビ放映やOVAなどのシリーズもので映画はなさそう)なども売られている。現在上映中の映画も堂々とパッケージ化されているので、英語が分かる人にとっては天国のような場所だろう。白人は熱心にこれらのソフトを物色している。
 音楽関係は、CDのコピーとMP3データ集、カラオケデータなど。タイの音楽ソフトと欧米のソフトがほとんどで、邦楽はあまり見あたらない。なぜか宇多田ヒカルは洋楽と一緒にパッケージ化されていたけど。パソコンを持っている人はMP3データ集が、その曲数の多さでお得感がある。ビートルズのアルバム集は432曲聞ける。
 3階にソフト屋が集中していて、表紙をコピーしたカタログからほしいものを選ぶ。金を払うと20分後ぐらいに来てくれと言われ、その間にブツを持ってくるかあるいはどこかで焼いてくるみたいだ。難点は、どうもクオリティが悪いこと。ビートルズ集も読みとれないデータがあった。まあ激安なのだから仕方ないけど。
 最後に。日本人と見るとタイ人はやたらにエロVCDを勧めてくる。「ノーセンサー」は無修正。出口で見つかると捕まるという噂もある。知り合いによると、エロVCDを買うと中が見えないように黒い袋に入れてくれたそうだが、逆にばれそうだ。


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ここの古着は本当に業者御用達 (タイ ウィークエンドマーケット 01.7.21)

 バンコクはアクセサリーや服の問屋街のような町らしい。一説によると、東京とかの路上でアクセサリーを売っているのはイスラエル人で、バンコクのアクセサリー屋で安く仕入れて東京などで高く売って旅費を稼いでいるらしい。銀製品のアクセサリー屋は宿の周辺でたくさん見かける。
 さて、バンコクの北の方に、週末しかやらない市場がある。その名もずばりウィークエンドマーケットで、服を中心にいろいろな商品が売り出されている。主な商品は服、骨董品、雑貨、食料品など。なぜかペット関連も充実していて、大量のインコや魚が売られていたりする。
 ここで売られている服で注目すべきは、アメリカから流れてきた大量の古着だろう。とくに古着に興味はない私も、カオサンの路上で売られるサイケなTシャツのクオリティを疑問視していたため、ここで無難なデザインのTシャツを買ってしまった。歩き回っていると、日本語を話す兄さんたちが大量に服を買いあさっていたりする。どうやらここで古着を仕入れて日本で売るらしいのだ。
 他には、東京・アメ横の中田商店を彷彿とさせるアーミーなウェアを売る店が目立つ。アーミースタイルが好きな人はここで仕入れても楽しいかもしれない。マーケットの雰囲気自体がアメ横に似ている。
 問題なのは、ここにはたくさんの外人が来るらしく、英語が通じる反面、どうもぼったくっているような気がすること。買ったオレンジジュースがなんとなく高い気がしたし、寒冷地用にと思ってようやく探し当てたウインドブレーカーが宿代の3倍だったりと、相場がわからないだけにつらいところだ。できればここでは無難な商品の仕入れにつとめ、現地人であふれる店で買うのがいいかもしれない。

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あなたの製品もすぐにメジャーブランド
(インド カルカッタのパーツ街 01.7.31)


 カルカッタの安宿街から北の方に歩いていくと、秋葉原のパーツ屋を町中にちりばめたような楽しい地区がある。ここではむさ苦しいインド人たちがうろうろしていてパーツを物色している。電子工作好きの人にとってはたまらない街だろう。
 インドの電化製品事情がいまいちわからないのだが、ひょっとしたら、ここはいまだにラジオをパーツから組んでいる国なのかもしれない。というのも、パーツ屋にはラジオのケースだけが売られていたり、路上などでやたらにはんだごてが売られていたりするのだ。それに、完成品を市内であまり見かけない。テレビもなぜかケースだけ売られていたり、ブラウン管だけ売っている店があったりする。そんなの組めるのか?
 電脳関係といったら中華圏は外せず、ここにも中華圏で制作されたと思われる違法ビデオCDや、コピーゲームソフトが置いてある。ここでもコピービデオCDは結構人気がある。しかしポルノは御法度なのかまったく見かけない。
 インドらしいのは、店と生活圏がイコールしているようで、薄暗いビルの中をパーツ屋を見ながら進んでいったらいきなり人が住んでいたとか、カレー屋で飯を食っていたとか、とにかく狭苦しく薄暗い場所に人間がたくさんいる。
 さて、ここではソニーやパナソニック、LG、フィリップといったメジャーブランドのニセプレートが売られている。安っぽい金属の板に名前を刻んだだけなのだが、これを張り付ければあなたのアイテムも即メジャーブランドの製品になるぞ。
 ちなみにどうみてもソニーの製品には見えない、ソニーと書かれた箱が置いてあったりして胡散臭い。
 インド帰りのモバイラーの忠告に従い、私はここで日本のコンセントとインドのコンセントの変換器を買った。

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派手に神を演出 (インド チャンドニー・チョウク 01.8.19)

 デリーの旧市街地には、庶民がショッピングを楽しむ商店街や業者御用達の問屋街などがあって、活気に満ちあふれている。満ちあふれすぎて道は大渋滞、徒歩が一番早い移動手段というありさまだ。とはいえ渋滞している乗り物がサイクルリキシャ(自転車と人力車を合体させたような乗り物)や荷車、牛車だったりするのでなんとものどかだ。
 チャンドニー・チョウクはデリー城の城下町といった通りで、服、靴、おもちゃ、電化製品、香辛料など日常品を販売する商店が軒を連ねている。この大通りから路地に入れば、別の商店街が広がっているので全体像を把握するのはなかなか難しい。商品ごとに専門街を形成する傾向があるようで、紙・本屋街、おもちゃ屋街、工具屋街、建材屋街などを見つけた。
 チャンドニー・チョウクの終点のあたりに、なにやらちかちか光る看板らしきものが売られている。インドにも発光ダイオードの看板があるのかと思って近づいてみると、ヒンズーの神の絵に発光ダイオードを埋め込み、クリスマスツリーのように点滅する派手な飾りだった。他にはダイオードを梵字型に並べた飾りも売られている。これを飾ったら御利益ありそうだ。
 インドはどうも派手好きなお国柄のようで、ブッダガヤの釈迦が悟りを開いた場所の仏像もエレキ仕掛けで背景が光っていた。

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きました! 80円の激安不法ソフト
(パキスタン ラワールピンディ 01.8.24)


 パキスタンの都市ラワールピンディの新市街で、タイ・バンコクの違法コピーソフトを上回る激安PCソフトを発見した。日本円にしてわずか80円。タイの350円に比べても安さが際だっている。アジア最安値か?
 ソフトはたぶん英語バージョンで、バンコクに比べて種類はかなり少ないものの、最低限のソフトは揃っている。英語が分かる人にはここで仕入れればベストではないか。ハリウッド映画も、ちょっと古めのタイトルでいいなら120円ほどで売っている。うーん安い。

 ラワールピンディの旧市街には電気街があって、テレビ、冷蔵庫、ラジカセ、洗濯機、ゲーム機、VCDソフトといろいろおもしろいアイテムが揃っている。テレビはソニーや松下、LG電子の最新フラット型が売られている。なかなかいいぞ。
 ここでぜひ見ておきたいのは、チャンネルがダイヤル式のテレビや、鉄板のボディを持つハードなパキスタン製洗濯機、20年ほど前の製品じゃないかと思ってしまう古めかしいデザインの電気アイロンなど、懐かしい電化製品群だろう。
 ゲーム関連では、おそらく中華圏から流れてきたと思われるプレステのパクリの“Poly station”というマシンがある。なんだそりゃ。コピーソフトはプレステ、ファミコンのお買い得パックが多い。映像・音楽ソフトは濃い顔のパッケージが相変わらず目立つ。インド映画だろうか。
 目を引いたのがビデオの編集屋。狭苦しい部屋にビデオの編集機材を備えている店で、ビデオレターという看板が出ているところもあった。結婚式などの行事をビデオで撮って編集するのだろうか。

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カラシニコフ、大麻、そして戦車 (パキスタン スマグラバザール 01.9.10)

 ペシャワール郊外に広がる、パターン人の自治地区トライバルテリトリーに広がるスマグラバザールでは、国家の法律が適用されないためいろいろな不法アイテムが売買されている。ここに行けばAK−47や拳銃といった銃器、ハシシや麻薬、ロシアからの密輸品など、普通の人が欲しくなる不法アイテムがあっさり手に入る。AK−47も数万円で手に入るということだ。今回の旅で最大の目玉市場だろう。
 ところがあまりに不法なため、普通の日本人がひとりでのこのこ行くとかなり目立って危ないようだ。私はバスの窓から銃ショップがずらりと並ぶ壮観な眺めを堪能したのだが、自分の足で行くとなると少しやばそう。トライバルテリトリーに入ると銃を持ってうろうろしている男が増えるし。
 そこで観光客を対象としたツアーがあって、それに参加すれば不法グッズも無事に入手できるらしい。他には、シャルワールカミースというパキスタン人の服を着て現地人化して潜り込もうとしている人もいた。なんらかのひねりを加えないとアイテムの入手は困難だ。
 本当なのかどうか不明だが、注文すれば戦車も調達できるらしい。ここでクーデター用の武器を調達して日本転覆を謀ってみてはいかがだろうか。パキスタンは道ばたに戦車をオブジェとしてやたら飾ってある国なので、あながちウソとも言い切れない。ただし調達したブツをどうやって持ち込めばいいかかなり悩むことだろう。

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これぞチープウェア (ハンガリー 四虎市場 01.10.18)

 ヨーロッパ最大の中国市場という四虎市場には、あっという間にボロボロになりそうなチープウェアや怪しげなコピージャケットなどがひしめく安物の宝庫である。中はアメ横のように小さな店がぎっしりと並んでいて、主に衣服を安く売っている。ナイキのジャケットをはじめコピー商品もたくさん見かける。ちょこまかしたものを見るのが好きなので、アジアで見かけた小物や電化製品を売る店が少なめなのが少しがっかりだ。
 肝心の衣類はチープ感マックスで、日本の投げ売りでも見かけないような安っぽい服で満載だ。ダウンジャケット風の服があって温かそうなのだが、中に何が入っているのかいまいち不明なので手を出しにくい。噂に聞いていたノースフェイスのコピー品など、本物と見分けがつかない衣服を期待していたのだが、そこまでのクオリティを持つ商品はほとんど見られない。
 話によると近隣国からもここへ買い出し客が訪れるそうだ。確かに大きな荷物を持ってうろうろしている客が目立つ。これらの商品を列車で運んで自国で売りさばくのだろう。こういう姿はアジアでもよく見かけた光景だ。東ヨーロッパの生活は感覚的にアジアと変わらないような気もしてくる。大量に買うと卸価格になるようなので、ここで仕入れればかなりの利益率が期待できそうだ。ただし日本では誰にも相手にされなさそうな品々ばかりである。

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